Emiko Nakagawa
Tap dance artist
Emiko Nakagawa。1997年生まれ。2021年からニューヨークに拠点をおき、幅広い分野で活動するプロのタップダンスアーティスト。
4歳から、ジャズダンス、タップダンス、ストリートダンスを、蔦美代子女史とSEIYU氏に師事。8歳からは、みすみ “Smilie” ゆきこ女史に師事し、本格的にタップダンサーの道へと進み、ダンス歴は20年を超える。
13歳以降は毎年渡米し、Dianne “Lady Di” Walker、Michelle Dorrance、Derick K Grant、Jared Grimesをはじめとする多くの海外アーティストの指導を受けてきた。
日本では、東京を拠点に活動。2015年、2016年、そして2020年に、みすみ “Smilie” ゆきこ女史監修のARTN CompanyによるLegends of Tapに出演し、メインダンサーを務めた。特に、彼女の師匠でありディレクターのSmilieとの二人の作品では、多くの反響を呼んだ。
日本で唯一のインターナショナルタップダンスフェスティバル、Tokyo International Tap Festivalには、2016年、そして2018年から2020年と出演し、メインダンサーを務めた。
留学以前も海外での活動は目覚ましい。
2012年、ロンドンオリンピックの記念イベントにおいて、日本代表ダンサーとして加藤ミリヤとロンドン・KOKO Londonにて共演。
2014年、JTSP(Japan Tap Dance Scholarship Program)の第8期生に選ばれ、シカゴタップフェスティバルに日本人奨学生として参加。翌年2015年、シカゴタップフェスティバル25周年記念のショーに出演。
2017年、New Yorkで行われた Mr. Avi Miller & Mr. Ofer Ben 主催の” The Big Apple Tap Festival” に、ARTN Companyが招聘され、ショーに出演、会場中のスタンディングオベーションを受ける。
Emikoは、ソロコンテストでも多くの成功を収めている。2009年から2017年までのKAWASAKI TAP FESTIVALでは、通算で6冠を獲得。2017年にはチャンピオンにも輝いた。
2019 年、デンバーで行われた “Woodshed Experience” のカッティングコンテストや同年の ”LA Tap Fest” で行われたカッティングコンテストで優勝するなど、国内外で開催されるタップダンスコンテストにも数多く参加し、優勝を飾った。
大学卒業後、2021年にニューヨーク市のBroadway Dance Center(BDC)に入学し、2022年にはOutstanding Student Award(優秀学生賞)を受賞。2023年、The School at Jacob’s Pillow 2023で、24人の1人に選ばれる。
2023年には、Derick K Grant監修のNY Tap Ensembleのメインメンバーとして、ショーに出演。また同年、Caleb Teicherの手がける Caleb Teicher & Companyのオーディションに合格する。
2024年には、Michelle Dorranceの率いるカンパニー、Dorrance Danceのメンバーとして、The Joyce Theater、Vail Dance Festivalに出演するなど、伝説的なアーティストと共演することに深く感謝している。